何故、キサマに妹をやらねばならんのだ!?

開口一番に兄から出るセリフは明らかな敵対心によるものだった。

待って!兄さん、それは誤解よ。それに、私は彼を愛しているの。

ふん、よもや忘れたとは言わせない。キサマがあの夜に何をしていたのを・・それによって国が・・

誤解なんだっ!私がそのような事をしていないのはお兄さんだってご存じのはず。

いまさら許されるわけが無いだろう・・・、我が力をもって、キサマを葬り去るのみだ!

誤解は誤解を生み、やがて国家間の戦争へと発展する。この物語は悲しい恋の物語。